| クイント |
「ああ、お前の場合、作者が注いだ愛情が大きすぎて、もうそれ以上注げないんだって言ってたぞ」 |
| リクシュ |
「げっ……」 |
| ハートレイ |
「まあ、何にせよ、よかったじゃないですか。ファンだ、って言ってくれる人が現れて」 |
| リクシュ |
「はい、とっても嬉しいです(照れているらしい)」 |
| テキス |
「――作者以外の人から気に入ってもらえるなんて、羨ましいってもんだぜ……まったく……この俺を差し置いて(笑)」 |
| リクシュ |
「ふふふふ……」 |
| クイント |
「――知っているのか?」 |
| リクシュ |
「ん? 何を?」 |
| クイント |
「睦月さんがお前のことをお気に入りだっていう理由」 |
| リクシュ |
「(首を振る)知らない」 |
| テキス |
「あのな……(面白そうに耳元で)ルリアに突っ込まれているお前さんが可愛いってよ」 |
| クイント |
「クッ……」 |
| テキス |
「わははは(爆笑)」 |
| リクシュ |
「え〜っ。そんなあ」 |
| スエレナ |
「(笑いをこらえて)そんなに笑ってはかわいそうですわ」 |
| ハートレイ |
「人間、他人に好かれるのはそう簡単なことじゃないんですよ。あまり深く考えないで素直に喜べばいいんです」 |
| リクシュ |
「そうですよねっ。うん、僕嬉しいもの」 |
| ハートレイ |
「そうそう。それでいいんです(にっこり)」 |
| スエレナ |
「あら? そういえばルリア様は?」 |
| ハートレイ |
「ああ、そういえば静かですね。どうしたんです、ルリア?」 |
| ルリア |
(キッと顔を上げる) |
| リクシュ |
「どうしたの?」 |
| ルリア |
「納得いかないわっ」 |
| クイント |
「何が?」 |
| ルリア |
「『蒼き地球より…』の主人公は誰っ!?」 |
| クイント |
「話によって違うからな」 |
| ルリア |
「そーいう突っ込みはいいのっ。いい? 主人公は私よ、私〜。なのに、なんで私のファンはいないの〜」 |
| ハートレイ |
「ああ、それなら、リクシュと同じですよ」 |
| ルリア |
「?」 |
| ハートレイ |
「作者がたくさんの愛情を注いでくれているじゃないですか」 |
| テキス |
「ククク…わはははー(爆笑)」 |
| リクシュ |
「仲間だね、ルリアッ」 |
| ルリア |
「そーんーなー(>_<) なんでなのっ、どうしてなのっ!!」 |
| テキス |
「あー、俺はもう帰るぞー。いつまで言っててもしかたねーもんなー。諦めろ、王女(笑)」 |
| ハートレイ |
「人間、諦めが肝心ですよ。さ、いきましょう、スエレナ。あ、リクシュとクイントもどうですか? これから私のお部屋でお茶でも」 |
| スエレナ |
「クッキーも焼いてあるわよ。一緒にどうかしら?」 |
| リクシュ |
「え? いいんですか? じゃあ、お邪魔しようかなあ。クイントもいくよね」 |
| クイント |
「引っ張っていくつもりだろ(笑)?」 |
| リクシュ |
「えへへへ…」 |
| クイント |
「喜んで、ご一緒させていただきます」 |
| テキス |
「作者に気に入られた不幸を共に語り合おう。同士よ」 |
| クイント |
「は、はあ……」 |
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(5人わいわい騒ぎながらその場を後にする) |
| ルリア |
「ヘンよ、絶対おかしいわっ。どーして私の…(周りに誰もいなくなっていることにようやく気づく)。
え? ちょっと、ちょっと待って〜私を置いていかないでよーっ(走って追いかける)」 |
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