第10章 理由
たったひとつの望み たったひとつの願い 心からの 自分のために そして 大切な人のために 抱き続けた想い――
それを叶えたいのにできないのだと あなたはぎゅっと己を抱きしめる できないのではなく しようとしないのだと 気づいているのに 気づかぬふりをする
いま その理由をきくことはしません でも 待っています あなたが あなた自身の足で踏み出すことを――