蒼穹への扉
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ルリア

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ルリア イラスト ルリア

リクウェア国王女。本編では、とりあえず主人公…のはず。兄ハートレイを持つ。スエレナは、家庭教師兼世話係。
心優しいが気が強い12歳。1度言い出したら、きかない強情な面も。思い立ったら即行動の突進型のため、時折失敗をやらかす。
非常におてんばで、しょっちゅう黙って城を抜け出しては、村や町に遊びに行ってしまい、そのたびに世スエレナを困らせている。
王女ということを感じさせない人柄に、民からは親しまれている。またルリア自身も、自分のことを特別扱いしない人々に安らぎを感じている部分があるようだ。
ここには書けないようなことが一番たくさんある人物かも(笑)。


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◆座談会
 
 一番怖い人?
リクシュ 「はいはい、ど〜も〜。こんにちはー、あ、こんばんはかもしれないか。えーと…」
ルリア 「あーっ、もう鬱陶しいわねー。なんなのよ」
リクシュ 「あ…ごめん」
ルリア 「で?」
リクシュ 「ああ、そうそう。えーと、なんかよくわからないんだけど、とりあえずルリアとしゃべってくれ、っていわれたんだ 」
ルリア 「……何、それ?」
リクシュ 「『ざ・座談会〜』って叫んでたけど」
ルリア 「(ふうとため息)また…バカな事考えたわね」
リクシュ 「そんなこと言っちゃだめだよ〜。一応、僕たちの運命握っている人なんだからさ」
ルリア 「そ、それもそうねっ…」
リクシュ 「(ごそごそと何やら取り出す)えーと、まずは……じゃんっ(A4サイズの紙をルリアに見せる)」
ルリア 「……」
リクシュ 「どうしたの?」
ルリア 「これに答えろ、っていうの?」
リクシュ 「(にっこり)そう」
ルリア 「ふうん……。これ、考えたのリクシュ?」
リクシュ 「えっ…、ち、違うよう」
ルリア 「そうよね。リクシュがこんなこと思いつくわけないものね」
リクシュ 「ど、どういう意味〜」
ルリア 「誉めてんのよ?」
リクシュ 「そうは聞こえないんだけどー。ま、いいや。で、どう?」
ルリア 「ん……そうね…」
リクシュ 「あ、その前に、これ、何が書いてあるか読まないと、わからないね。えーと…『一番怖い人』って」
ルリア 「そんなの決まっているじゃない」
リクシュ 「え? 誰?」
ルリア 「――兄様…」
リクシュ 「え?(意外そうな顔) そうなの?」
ルリア 「そうよー、兄様っ。もう誰がなんと言おうと兄様っ!」
リクシュ 「どうして?」
ルリア 「怖くて言えない(キッパリ)」
リクシュ 「えーっ、教えてよ〜」
ルリア 「ダメよ、ほら、いいの? 次いけ、って外で騒いでいるわよ…」
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◆その2
 
 他の人に言いたいこと
リクシュ 「じゃーん(また紙を新たに取り出す)『他の人に言いたいこと』だって。
ルリアは、何か他の登場人物に頼みたいことってある?」
ルリア 「そりゃあ、山ほどあるわよ」
リクシュ 「たとえば?」
ルリア 「そうね……(しばし考える)。あ、たとえば、「せっかく吟遊詩人がいるんだから、その人に歌を教わってください」とか…」
リクシュ 「え? 誰に?」
ルリア 「あ……今のナシ」
リクシュ 「えー、そんなのズルイよ」
ルリア 「(ズイと一歩リクシュに近寄る)リクシュ。この場を盛り上げるのと、私の命とどっちが大切なの?」
リクシュ 「え……? な、何?」
ルリア 「私の命に関わる問題なのよ。いい? さっきのコトは忘れなさい」
リクシュ 「(迫力に押されて)わ、ワカリマシタ」
ルリア 「では、気を取りなおして、と。そうねー」
リクシュ 「あーあ…僕のいる意味ってなんだろう…」
ルリア 「どうしたの?」
リクシュ 「な、なんでもないよ」
ルリア 「そう? じゃ、いいけど。
あ、そうそう。言いたいことね。『言葉には裏の意味もある、って知っている?』これね」
リクシュ 「誰に?」
ルリア 「そうね、いつもぼーっとしている人」
リクシュ 「あ、クイントだね」
ルリア 「――それ、本気で言っている?」
リクシュ 「え……違うの?」
ルリア 「(大げさにため息をつく)これだからねー…」
リクシュ 「え??」
ルリア 「ううん、気にしない、気にしない(ポンポンとリクシュの肩を叩きながら)」
リクシュ 「え??」
ルリア 「そのままでいてねー、リクシュ」
リクシュ 「(わけ分からぬまま)う、うん」
ルリア 「あ、そろそろ終わりみたい」
リクシュ 「そうみたいだねえ……」
ルリア 「なんだかよくわからなかったけど、それなりに楽しかったわよー」
リクシュ 「そう? あはははーよかったあ」
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