蒼穹への扉
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リクシュ

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リクシュ イラスト リクシュ

知らない間にリクウェアに住みついた少年。
外見年齢はルリアと同じ12歳。
ルリアの一番仲がいい友人。
他人には優しいが、自分には非常に厳しい。少々天然ボケのところがあり、常にルリアに小突かれている。怒ることはめったにないが、いじけるという手段に出る(笑)。
手作りの笛を吹くのが得意で、その音色に森の動物たちが寄ってくるほど。少しおっとりしている部分があるが、運動神経はハナマル。
常にルリアを見守り側にいるが、それがなぜなのかは今のところ不明。

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◆座談会
 
 一番怖い人?
ルリア 「はーい、どうも〜。私の時にはリクシュが司会やってくれたんで、今度は私がしまーす」
リクシュ 「え? そうなの?」
ルリア 「そうなのっ」
リクシュ 「そうなんだあ……で、何をお話すればいいの?」
ルリア 「はいはい、これね〜(と画用紙を取り出す)」
リクシュ 「あー、やっぱりそれなんだあ」
ルリア 「何? 文句あるの?」
リクシュ 「いえいえ、とんでもないですっ」
ルリア 「じゃあ、どうぞ。ずばり『リクシュが一番怖い人は?』って、何これ、私のときと変わらないじゃない。手抜きよっ」
リクシュ 「そうだねえ…手抜きだねえ」
ルリア 「――で?」
リクシュ 「一番怖い人?」
ルリア 「そう」
リクシュ 「そうだなあ……。あ、やっぱり○○○かなー、でもなあ……」
ルリア 「こらこら……」
リクシュ 「え? あれ〜なんで伏字になってるの?」
ルリア 「そりゃそうでしょ。まだ出てきてないもの」
リクシュ 「え? そうだっけ?」
ルリア 「そうよ。出てきていない人を言えば、作者の検閲が入るわよ…」
リクシュ 「そんなあ」
ルリア 「それくらい考えりゃわかるでしょ」
リクシュ 「そう? だってさあ」
ルリア 「だってもさってもないっ」
リクシュ 「はいっ。やっぱり一番怖い人、ルリアだ(ぼそっ)」
ルリア 「なんか言った?」
リクシュ 「いえいえ、何も言ってないよー」
ルリア 「じゃ、次っ!」
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◆その2
 
 なぜ村に住まない? 
ルリア 「次はね…これっ。『どうして村に住まないのか?』」
リクシュ 「どうして、って言われてもね」
ルリア 「毎日村に来るなら、最初っから村に住めばいいのに」
リクシュ 「僕もそう思うんだけどね」
ルリア 「クイントより遠いんじゃない? 村に」
リクシュ 「そうだねえ…ちょっと遠いかな。僕のほうが」
ルリア 「どうしてそんな面倒なことしたの?」
リクシュ 「僕もね、色々とバレると後々面倒な秘密ってのがあるんだよ」
ルリア 「そうなの? でも長老は知っているんでしょ?」
リクシュ 「(しばし考えて)そう言えばそうか」
ルリア 「リクシュ……実は何も考えてなかったんじゃないの?」
リクシュ 「分かる?」
ルリア 「――ホント?」
リクシュ 「え……何が?」
ルリア 「いや、だからね……。もう、いいわ…」
リクシュ 「そう? でもね、あの場所、結構いい場所だとは思うんだけどな」
ルリア 「どういう意味で?」
リクシュ 「どういう意味、ってどういうこと?」
ルリア 「だって、クイントの小屋ならね、村から大して離れていないでしょう? せいぜい5,6分でしょ? それに道だって人が通るには問題ないくらいの道がちゃんとあるし。水場は近くだし」
リクシュ 「僕の所だって、村から離れている、って言ったって…」
ルリア 「徒歩15分。道は獣道。水場はまあ、近いけど」
リクシュ 「――…」
ルリア 「不便よねえ……行くの大変だもの」
リクシュ 「そう…かなあ」
ルリア 「少なくとも私は不便だわっ!」
リクシュ 「そんなこと言ったって、めったに来ないじゃない」
ルリア 「それはそうだけど」
リクシュ 「僕だって、そんなところに住んでいるなんて……」
ルリア 「何?」
リクシュ 「今初めて知ったんだもん……」
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