| ◆その2 |
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なぜその年齢に? |
| リクシュ |
「常々思っていたんだけれど、リエルはなんでレイドと同じ年齢を選んだの?」 |
| リエル |
「――いいの? その話題」 |
| リクシュ |
「え?」 |
| リエル |
「『年齢』とか、『選んだ』とか」 |
| リクシュ |
「(ぎくっ)――だ、大丈夫…かな」 |
| リエル |
「しらないよ、あとで自分の首絞めることになっても(上に向かって言う)」 |
| リクシュ |
「誰に言ってるの?」 |
| リエル |
「これ書いている本人」 |
| リクシュ |
「――えーと…じゃあ、質問の続きだけど」 |
| リエル |
「なに、知らなかったの? 私、言わなかったっけ?」 |
| リクシュ |
「(しばし考える)聞いたこと…なかったと思うけど」 |
| リエル |
「大昔すぎて忘れちゃったんじゃないの?」 |
| リクシュ |
「――そ、そんなことないと思うけど」 |
| リエル |
「――自信なさそうだね」 |
| リクシュ |
「うっ…ま、まあ…ね」 |
| リエル |
「しかたないね、じゃあ教えてあげる」 |
| リクシュ |
「ありがとうございます」 |
| リエル |
「レイドより下はイヤだったから」 |
| リクシュ |
「え?」 |
| リエル |
「だからレイドより下はイヤだったの」 |
| リクシュ |
「はあ?」 |
| リエル |
「理解力ないね。レイドより年下、というのは絶対にイヤだったの!」 |
| リクシュ |
「えーと…なんで?」 |
| リエル |
「そんなの決まってるだろ。年下だと、負けている感じがするからだよ」 |
| リクシュ |
「あの…だったら年上にすればよかったんじゃないの。なんでわざわざ同い年に?」 |
| リエル |
「――あのね、年上で威張ってても面白くないだろ?」 |
| リクシュ |
「え?」 |
| リエル |
「同い年にしておいて、その中であいつより上に立てるのがいいんだよ(威張り)」 |
| リクシュ |
「(大きくため息)それが理由?」 |
| リエル |
「そうさ」 |
| リクシュ |
「(ぼそり)――不毛だ……」 |
| リエル |
「なんかいった?」 |
| リクシュ |
「な、なんでもないっ! はい、今日はこれでおしまいっ!」 |