蒼穹への扉
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クイント

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クイント イラスト クイント

リクウェアにやってきた他国からの流入者のうちの一人。14歳。
リクウェアよりずっと南、海を越えたところにあるトルキアが故郷。トルキアで起こっていた戦で両親を初め、幼馴染であり心の支えであったアネットをも失った。
そのため、戦争を始め、人々を苦しめた富裕層を憎む。右目もその戦で失う(詳細は、『〜虹の彼方に〜』で書かれています)。
リクウェアへ来て、ルリアたちと出会い、少しずつ心を開いていく。優しい心を持ってはいるが、それを態度に表すのが苦手。
無口に見えて、じつはぼーっとしているだけかも…というウワサが…(笑)。
ルリアに次いでここに書けない裏設定がたくさんある人?


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◆座談会
 
 苦労人…はだれ?
リクシュ 「はいはーい、またしてもぼくが司会でーす。
今回はクイントを直撃〜! ってことで、クイント」
クイント 「――…」
リクシュ 「もう、今日はそんな無愛想な顔してないでよー。サービス、サービス」
クイント 「この顔は生まれつきだ。どうしようもない」
リクシュ 「そんなこと言われても…せっかくこうしてアピールする機会をもらえたのにさ」
クイント 「迷惑だ…」
リクシュ 「あー、またまたそんなこと言っちゃって……」
クイント 「お前も……」
リクシュ 「ん?」
クイント 「いや……なんでもない。で?」
リクシュ 「あ、お話してくれるの? やったあ!」
クイント 「……いいのか? スペースなくなるぞ。いいのか?…オレは別に構わないが」
リクシュ 「そうだねっ。じゃあ、これっ」
クイント 「――(ぴきっ…)」
リクシュ 「あ、あれ?? なんか…亀裂が走らなかった?」
クイント 「――これ考えたのお前か?」
リクシュ 「ええっ? こ、これ?? ち、違うよ〜」
クイント 「ってことは……あいつか……」
リクシュ 「そんなの作者に決まってるじゃないかあ…こんな…」
クイント 「それ以上言うと、お前の運命変わるかもしれないぞ」
リクシュ 「ぎゃっ」
クイント 「お前も…苦労するな」
リクシュ 「や、やっぱりそうかなあ…」
クイント 「ああ、そう思うぞ。なにしろ…この後、きっとなんか言われるだろうからな」
リクシュ 「なんで?」
クイント 「――この状態だからな…」
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◆その2
 
 見ていて面白いもの
リクシュ 「クイントは、トルキア出身なんだよね?」
クイント 「ああ。まあな」
リクシュ 「どんな国だったの? ――聞いてもいいよね…?」
クイント 「別に気にする事ないと思うが」
リクシュ 「じゃあ、どんなところだった?」
クイント 「オレが言う必要もないほど、おまえのほうが知っているんじゃないのか?」
リクシュ 「そうでもないと思うけど。ぼくはそんなに詳しく全てを知っているわけじゃないもの」
クイント 「そうなのか? オレはてっきり…」
リクシュ 「てっきり?]
クイント 「いや、なんでもない」
リクシュ 「そう? で?」
クイント 「別にとりたてて言うほど変わった国じゃないぞ。期待させて悪いが」
リクシュ 「でも、リクウェアとはずいぶん違うんでしょ?」
クイント 「あのな…(こいつわざと言っているのか?)オレの国が変わっているんじゃなくて、このリクウェアが変わっているんだ」
リクシュ 「やっぱりそうかあ」
クイント 「特殊な地理、特殊な文明ってことだろ?」
リクシュ 「そう言われれば、そうかもねえ…」
クイント 「見ていて面白いものも多いしな」
リクシュ 「へえ…たとえば?」
クイント 「そうだな……ああ、あれだ(木箱を指差す)」
リクシュ 「あんなのが面白いの? あれ、ただの郵便受けだよ?」
クイント 「オレの国にはなかったからな」
リクシュ 「え? じゃあ、手紙とかどうするの?」
クイント 「いや、言い方が悪かったな…。手紙はある。だけど、それを運ぶのは郵便屋じゃない、ってことだ」
リクシュ 「じゃあ、誰が運ぶの?」
クイント 「そういうことを頼まれたヤツだ。その場その場で人に頼んで持って行くしかない」
リクシュ 「め、面倒だねえ…」
クイント 「郵便屋なんかいても、戦の中じゃどうしようもないからな」
リクシュ 「あ、そうか……そうだよねえ…(しょぼん…)」
クイント 「お前が気にすることなんてない」
リクシュ 「ありがとう」
クイント 「いや、別に礼を言われるほどのことでもないと思うが。それに、お前たちには、いつも面白いものを見せてもらっているしな…」
リクシュ 「え?」
クイント 「お前たちを見ているのが一番面白い」
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