遙か縁の土地めぐり



薩摩藩蔵屋敷跡

幕末,長崎には出島があって,公にそこでは外国との貿易が許されていたことは,小学校でも学んだかと思います。(昔と違って,近年は「鎖国」という言葉は使わなくなってきていますけれど)
ということはですね,全国諸藩が長崎に来たんでしょうね。
というわけで,薩摩藩関係の史跡もあるわけです。町中に看板だけ立っている,という感じですけれど!

看板の説明書きはこんな内容でした。

鹿児島(薩摩)藩蔵屋敷跡

正保4年(1647)にポルトガル船2隻が長崎港へ来航し,幕府はこれを拿捕するため,西国各藩に48,000人の動員を命令しました。
これ以降,各藩は長崎に専用の蔵屋敷を設置して,聞役(長崎と諸藩との連絡に従事する家臣)その他を置き,長崎奉行との連携をより密にしました。
この付近には,鹿児島(薩摩)藩蔵屋敷がありました。
幕末の長崎を舞台に,小松帯刀,五代友厚,寺島宗則らが活躍しましたが,鹿児島藩名義での物資の購入に来た長州藩の伊藤博文と井上馨も本屋敷に匿われ活動していたといわれています。

作品とのかかわり

作品中には出てきません

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