遙か縁の土地めぐり



軍艦島

以前テレビで見たときから,行ってみたいなーとは思っていたんですよね,軍艦島に。
島の形が遠くから見ると軍艦のように見えるから「軍艦島」と呼ばれています。
昔,炭鉱があった島で,とても狭い島にたくさんの人が住んでいたそうです。
閉山するとともに,島に住んでいた方たちは島を離れたため,今,住んでいる人はいません。
軍艦島には自由に立ち入ることができず,決められた業者のツアーに参加しないといけません。島にいられる時間も制限があるし,視界が悪かったりすると島に入ることもできません。

いくぞー!って予約を入れたんですが,よりによって台風ですよー!(笑)
私たちが行った日は台風はもう去っていたんですけれど,なんと桟橋が台風により破壊されてしまい,入ることが禁止されてしまっていました。
なので,ツアー内容が変更になって,上陸はないけれど,周遊はできます,とのことでせっかくなので行ってみました。
が,お天気はあまりよくなく,船に弱い友人は酔ってしまって…悪いことしたなあ…。(←乗り物酔いはしない人。1度気持ち悪くなったときは社内にこもった臭いにやられた…)
視界もあまりよくなかったので,もしかしたら島もあまり見えないかも…と出発時に言われましたが,乗ってみたらそうでもなく,しっかりくっきり見えました。船は揺れたけれど!

もうホント廃墟…。
この島,そんなに大きくないんですけれど,ここに5000人以上も住んでいたようでして。当然のことながら,面積がないから,高い建物を建てて住んでいたそうです。
そのため,世界一の人口密度だったようで,その記録はいまだに破られていないのだとか。

炭鉱と聞くと,労働環境とか大変だったんだろうな,と思いますが,実際それなりに大変だったみたいです。
ただし,その分,お給料がとてもよく,当時テレビがまだそんなに普及していない時代であっても,各家庭にあったそうです。

島に建っている建物,実は日本初の鉄筋コンクリートの建物とかもあったみたいです。大正時代っていうから,すごいよな…。

ちなみに,グラバー園の近くに軍艦島デジタルミュージーアムなるものがありまして,そちらで予習してから行くとわかりやすいかも。
次は上陸できるときに行ってみたいな~。せっかくの世界遺産だし。色々教えてもらったのに,現物を間近で見られないのも悔しいしなあ…(笑)

作品とのかかわり

作品中には出てきません

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