遙か縁の土地めぐり



出島

長崎の旅の中で最も衝撃的だった場所の1つです。
何がって…ほら,小学生のときから歴史の教科書で「出島」ってイラストやら資料やらで見ているわけですよ。
江戸時代という外国との貿易が限られた場所で行われていた時代,あの独特な扇形の島が外国との貿易の地だったわけですよ(長崎だけではないですけれどね)。
そう,あの扇形…!
でも,今の長崎の地図を見たら扇形をしていない! 本当にここはあの出島なのか…!?
なんだか,悲しい気持ちになりながら(笑)訪れたわけです。雨の中。 

出入口は何か所かあったかと思いますが,私たちが入ったのは,路面電車の駅のすぐ近くの出入り口。
こんな感じで,昔の建物が復元されています。
門番の方もいたりしました。雨の中,お疲れ様です…。

そして,それぞれの建物の中は資料館になっていて,いろんなものが復元されたり,パネルがあったりとしました。
時間の関係で全部見てはいませんけれど,建物を見ているだけでも当時の気分が味わえて楽しいかもしれません。

ミニ出島もありました。
たぶん,当時の様子をミニチュアで再現しているんでしょうね。
確かに私が知っている扇形だった(笑)

にしても,行ってみて初めてわかったのですけれど,思いのほか出島って小さいんですね!!
もっと広いものだと勝手に思っていました。やはり現地に行ってみないとわからないものなんだなあ。

出島にかかる橋もできたようで,とてもきれいな橋が架かっていました。

出島の中にはお食事ができる建物もありまして,これまた素敵な雰囲気でした。
人がいないように見えますけれど,ええ,いません(笑)私たちが訪れたのは,平日でしたし,夏休み前でもありましたし,何より雨が降っていたからー!

トルコライスを食べるつもりでしたが,お店に行ったら,「長崎出島そっぷライス」なるものがあったので,頼んでみました。
メニューにあった説明書きによりますと,「そっぷ」というのは,オランダ語でスープのことだそうです。
江戸時代にオランダ商館で食されていたものを現代風にアレンジしたものだそうです。
ライスが出島の形をしていて,実際の出島の1500分の1のサイズとのこと。
結構,ボリュームありました(笑)

作品とのかかわり

作品中には出てきません

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