遙か縁の土地めぐり



屋島寺

屋島山頂にある屋島寺。
真言宗のお寺でございます。
言い伝えによると,中国からきた鑑真が開いたとのこと。
ということは…700年代半ばということですね。

本堂は鎌倉時代末に建てられたもの。ただ,その後,大修理などを経て,昭和34年に復元工事が完成したとのことです。
ということは,今の建物は昭和のものってことですかね。
ご本尊は十一面千手観音。千年以上前に作られたものです。

また,ここにある鐘は平家供養のために鋳造されたものとのことでした。
鎌倉時代に造られたそうです。
たぶんコレ。

お守りは扇の形。
那須与一を意識しているのかしら?

境内には不思議なたぬきさんもいました。

写真を見ていただくとわかるんですが,結構大きいんです(笑)
どうやら,弘法大師がここにきた際,霧が深く迷ったのですが,蓑笠を着た老人に山上まで案内されたそうです。で,その老人が狸さんだったとか。
狸さんの名は「太三郎」。なんでも日本三名狸に称されているんだと。そんなのがあったのか。知らなかった。
この狸さん,善行を積んだので,土地の地主の神としてこうして祀られるようになったそうです。

ちなみに二度目に行ったときは,ボランティアガイドのおじさんが,ぐるっと案内してくださいました。
結構時間はかかりますけれど,いろんなお話がきけて楽しかったですよ♪
今もやっているのかなあ…。

作品とのかかわり

作品には出てきません

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