遙か縁の土地めぐり



洲崎寺

義経の身代わりとなってなくなった佐藤継信の菩提寺となっている洲崎寺。
「弓流し」からさほど離れていない場所にあります。

源平合戦の頃,屋島は「島」だったそうです。
なので,洲崎寺は屋島のちょうど対岸にあったお寺だったんだとか。

洲崎寺
洲崎寺は眺海山円通院と号し,大同年間(806~)に弘法大師により創建されました。本尊である「聖観世音菩薩」は大師の作と伝えられています。
源平合戦・長曽我部氏の侵攻により焼かれるなど,繁栄と衰退を繰り返し元禄12年に再考され,現在に至っています。
源平合戦の時,義経の身代わりとなり討死した佐藤継信のなきがらを,戦火によって焼け落ちた本堂の扉に乗せて源氏の本陣瓜生が丘まで運ばれたと伝えられており,継信の菩提寺として,毎年3月19日に慰霊法要が行われています。
平成12年に再興300年を記念して完成した庭園は,苔と石で「屋島壇ノ浦の戦い」を表現し,境内壁面に「扇の的」「弓流し」など合戦のあらましを刻んだ説明板があります。また,江戸時代四国88箇所霊場を庶民に広め,「四国遍路の父」と称えられている真念の墓があります。

御手水は龍がお出迎え。

そういえば…初めて訪れたときは境内は人がおらず,とても静かでした…。
でも,2回目に訪れたときは,お寺の方がいらっしゃり,ご朱印もいただけました。
しかも,「源平史跡を巡っているんですよね?」と聞かれたので,「はい」と答えたら,「源平史跡」だったかな?そんな印も押してくださいました♪
こんな印あるんだ~(笑)

お庭は屋島を模した石や木が植えられています。

そして,源平の戦いについて説明された石碑も。

作品とのかかわり

作品には出てきません

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