遙か縁の土地めぐり



血の池

屋島寺のすぐ近くに,小さな池があります。
「血の池」,またの名を「瑠璃宝の池」。
でも,旗がなければ,たぶん,この石碑には気づかなかったことでしょうなあ(笑)。
木々に隠れて「血の池」の石碑がございました。

説明書きの内容はこれ。

血の池

屋島寺伽藍草創の折,弘法大師が
「遍照金剛,三密行所,当都率天,内院管門」
と書き,宝珠とともにおさめ周囲を池としました。
ところが竜神が宝珠を奪いに来ると伝えられ,瑠璃宝の池の名があります。
また,源平合戦のとき,壇の浦で戦った武士たちが血刀を洗ったため,池の水が赤くなり,血の池と呼ばれるようになりました。

ふむふむ。
この血の池も源平合戦と関わりがあるようです。
そんな昔からこの池もあった,ということですよね。すごいなあ…。
本当に小さな池なんですけれどね!
それにしても…「血の池」で,源平合戦を思い浮かべるのはいいとして,まったく関係のない「瑠璃」のほうでも,誰かさんを思い浮かべてしまいませんか?(笑)

橋を渡って中の島へと渡ることができます。さあ,いざゆかん!

池の中の島には,小さな祠がありました。
その前には,お酒がお供えしてあります。が,これはいったい何?相当古そうなものでしたけれど。

ちなみに,屋島には2回いっているのですが,2回目に訪れたとき,この地の池の付近でボランティアガイドのおじちゃんにつかまりまして~,いろいろ説明してもらいました!(たっぷり2時間以上…)
訪れたとき,ちょうど水連が咲いていたんですが,血の池の水連は白だったんです。

で,この屋島にはもう1つ池があるんですが,そっていは赤らしいですよ。
ちょっと遠いのでいけませんでしたけれど。 まるで平氏と源氏ですね…。

作品とのかかわり

作品には出てきません

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