遙か縁の土地めぐり



鉾神社

祖谷は…本当に山々に囲まれた集落です。 ゆえに車でないと移動ができません。
そして車で移動するにしても,一本道で…車同士ですれ違うのがとても難しい場所がたくさんあります。
山道を「おそろし~」「こわい~」といいながらうねうね進むと,鉾神社に辿り着きました。
平国盛が,平家の守り神である鉾を祀ったといわれています。

そして境内には国盛が植えたという杉があるのですが…私たち,最初御神木と思われるものがそうだと勘違いしていました(^^ゞ
だって,説明が何もないんだもん。 祠もあるし…。

境内にはるのはこの建物のみ。
ってことは,これが拝殿か。

ちなみに鉾杉は,神社の近くの喜多家という武家屋敷に立ち寄って,そこから神社方面に降りたときに,違っていることが発覚。
ちゃんと鉾杉には説明書きがありました(笑)
鉾杉
鉾杉は,標高約850mの山腹の南斜面に開ける三好市東祖谷大枝地区に鎮座する鉾神社の境内にある。
元暦2年(1185)の屋島の合戦で敗れた平国盛がこの地に逃れて,鉾を奉納し,鉾神社を祀るのに際して植えられたという伝説があり,別名「国盛杉」と呼ばれている。
樹高約35m,樹周が約11m,樹冠は東西に約20m,南北に約18mある。樹齢は約800年と推定され,樹勢旺盛で樹姿整然とした県下随一の杉の名木である。
鬱蒼と茂った樹林内にあり,苔むした巨大な樹幹と特色のある樹相は,安徳帝や平国盛の伝説と相まって神秘的な威厳と風格を漂わせている。
鉾杉を囲む境内の樹林は,徳島県指定天然記念物「東祖谷の社叢群」の1つ(大枝鉾神社の社叢)にも数えられる貴重な樹林である。

徳島県教育委員会・三好市教育委員会

作品とのかかわり

作品中には出てきません

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