遙か縁の土地めぐり



金麗社

2回目に萩を訪れようとしたときのこと。
ただ空港から萩に一直線!ももったいないので,どこか途中で寄れるところがあれば…と探した結果たどり着いたのがココ。
前回は河原宿(と思われるところ)に行きましたけれどね。

小雨の中辿り着いたその神社はそれなりに大きな境内でございました。
祭神は菅原道真公。
幕末にこのあたりで戦があったとき,奇兵隊本陣がおかれたようです。
境内には案内の看板もありました。
史跡もあれこれ点在しているっぽい。
時間がなかったのでここだけにしましたが。

金麗社
幕府の第一次長州征伐の後,長州の藩論は二つに割れて対立していました。 ついに高杉晋作らが率いる諸隊と長州藩萩政府軍との戦いの火ぶたが1865年絵堂で切られました。
これが大田絵堂の戦いで約10日間の激戦の末,諸隊の勝利に終わり,これを機に藩論は倒幕論へと一変し,明治維新への道を歩み始めました。 ここ金麗社は諸隊の本陣がおかれ,高杉晋作・山形有朋・伊藤博文らが作戦会議をしたところで明治維新発祥の地ともいわれています。
境内には後の第二次長州征伐の折,小倉城から戦利品として奇兵隊が得た燈籠一対・大田絵堂の戦いにおける殉難十七士の碑など多くの石碑があります。

境内には人がいませんでしたが,「奇兵隊」と書かれた旗がいくつもありました。
説明書きにあった燈籠がこれ。

そして,殉難十七士の碑はこちらでございます。

拝殿はこちら。
扉が閉め切られていたし,雨だったので中に安置されている仏様は拝めませんでしたけれど。

ここで一番心に残ったのは,この狛ちゃんたち。
後ろ姿がきゅーとだったのです…!

作品とのかかわり

作品には出てきません。

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