遙か縁の土地めぐり



景清洞

ここを訪れたのは萩を2回目に訪れたとき。
前回は秋芳洞に行ったのですが,今回は景清洞に行きました。
なんでも平家の残党である景清がここに潜んでいた,という伝説が残っている場所でございます。
通常であれば,みなさん秋芳洞へ行きます。
なので,ここまで来る人はめったにいないようで…(^^ゞ
人がめっちゃすくなーい\(^o^)/

ここの名物は「探検コース」なるものです。
一応,普通に見学ができるところもあるのですが,ある一定のところから先は別料金。
暗闇になります。
入り口で長靴とヘッドライト付ヘルメット,それから懐中電灯をお借りしてGO!という感じ(笑)
当然のことながら私たちはこの「探検コース」を選択!!
さあ,いざ行かん!

んで,鍾乳洞に入ると,神社のようなものが。

説明書きもありました。
なんでも,長門の国の七不思議めぐりの1つのようで(^^ゞ
そんなものがあるのですねー。

生目八幡
生目八幡は,今から約800年前に,壇の浦の源平合戦に敗れた,平家の勇将・平景清は,この地におちのび負傷した目を洞内のしずく(清水)で眼を洗い傷を治し,この恩に報いるため景清穴に「生目八幡」を祭ったといわれております。 又,昔よりこの地方に悪い眼病がはやったとき,この洞内のしずく(清水)で,目を洗いましたところ不思議と眼病が治ったといわれ,現在でも地元の人や信者により,お祭りが催されております。

鍾乳洞はなんとも見事でございます。
自然が作りだす「美」ですねえ…。

これ,「敵おとし」と書かれているんですけれど,英訳が「Trap」ってなっていて,爆笑しました。
すごい訳し方だな~。いや,そうなんだろうけれどさ…!!

こちら,天狗岩。
当然のことながらこれを見て「リズ先生ー!」と叫ぶ神子2人。
いや,関係ないから,ここでは!!(笑)

そしてこれ…なんという名前がついていると思います?
賽の河原
うぎゃあ(>_<)

そうこうするうちに一般観光コース終了の看板が。 さあ、ここからはいよいよ探検!!

真っ暗です。 

かろうじて向こうに光が見えるのは、こちらに向かってくる人のヘッドライトの灯りです(笑)
あそこにいくのか、私たちも!!
というわけで進みます。
当然のことながら、真っ暗なので、写真をとってもわかりません!!(笑)
そもそもシャッターがおりてくれませんよ! 

この日は小雨でしたし、数日前に台風が来ていた、ということもあったのだと思いますが、お水が…!
あちこちに水たまり…どころの騒ぎではございません。
いやー、すごかった…! 

途中からは水の中をじゃぼじゃぼ。
そして…あるところで、これ以上先には無理!となりました。

私はすでに長靴の中に浸水。 これ以上いけば、必ず恐ろしいことになる!(←今まですっころんだりした経験山ほどあり)

カメラ持っているよね。
iPhoneも持っているよね。

――浸水はいやー!!

ってことで、私はリタイヤ。
しかし、友人は負けません。

「いってくるー!」

と元気に叫んで、1人で奥まで進むことに。

真っ暗な中待つこと十数分。

ジャボジャボ…

勢いよく水の中を戻ってくる気配。 この気配で私はすべてを悟りました。

――濡れたか…!!!(笑)

しかし、私の想像をはるかに超えた状態になっていましたよ…。
濡れたのは足だけではなく、下半身。

「どうしたの?」
「転んだのー!」

爆笑\(^o^)/
すっころんだんかいっ!!
奥は本当に狭い空間だったようですが、達成感はあったようで…(^^ゞ
途中ですれ違った人が、ドラクエのテーマを口ずさんでいたと、報告がございました(笑)
みんなそんな気分になるんですね!! 

戻った私たちは、係りのおねーさんに頼んで、タオルをお借りし、友人はスリッパもお借りしました。
まずは着替えねば!! しかし…トイレで着替えるのも大変そうだなあ…そういえば、向かいに温泉あったなあ…。

「温泉入ってく?」
「???あるの?」
「あるよー」

ってことで、入ることに!
まさか萩に行く前に温泉に入ることになるとは~(笑)
でも、体をゆったりと休めることができてよかったかな?

作品とのかかわり

作品には出てきません。

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