遙か縁の土地めぐり



枕流亭

山口市にある瑠璃光寺。
ここに維新の史跡があるというので立ち寄ってみました。
メインは瑠璃光寺の国宝ではないというのが,なんとも(^^ゞ
あ,ちゃんと見ましたけれどね!

私たちの目的はこちら!
枕流亭という建物です。
外から見ると普通の木造の古いお家(笑)

枕流亭
この建物はもと山口の旧家安部家の離れで,しない道場門前の一の坂川の流れにのぞむ河畔にあったので「枕流亭」と呼ばれた。
幕末,七卿落ち,蛤御門の戦などで薩長両藩に大きな溝ができたが,勤王の大義と倒幕の目的のためには,両藩が離反していることは大きな支障であるとして,土佐の坂本龍馬らの奔走によって,両藩連合の話し合いが進められた。
ここにおいて,慶応3年9月,薩摩の藩士西郷吉之助(隆盛),大久保一蔵(利通),小松帯刀,大山格之助らが山口に来訪した。
これに対し,長州藩は木戸準一郎(孝允),広沢真臣,伊藤俊輔(博文),品川弥二郎らがむかえ,枕流亭の階上において薩長連合の密議をかさね,連合討幕軍の結成を誓ったのである。
実にこの枕流亭は,明治維新のあけぼのをつくった記念すべき建物である。枕流亭はその後,2,3度移築されたが,昭和35年ここに移された。

中は1階がパネルなどをつかった展示コーナー。
2階も上がることができます。
何もないけど!(笑)
でもこの窓とかふすまの感じが,時代を感じさせていい雰囲気。

2階の窓からは瑠璃光寺の塔が見えました。

ああ,ここで皆さんが密議をしたんですなあ…。
どこにだれが座ったのかなあ…。
作品とのかかわり

作品中には出てきません。

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