遙か縁の土地めぐり



東光寺

萩にある東光寺というお寺。
毛利家の奇数代の藩主の菩提寺だそうです。
なぜ奇数代…。 

訪れる前は,晋作に関係があることはないだろうなーと思いつつ,まあ,でも萩にあるお寺だし,行ってみるかーと。
でも,ここに行ってよかったんですよー。
博物館で,晋作のお墓が萩にもあるってことはわかったんですが,あまりにもざっくりした地図でよくわからなくて。
ところが,この東光寺にいったら,境内に案内の張り紙がしてあって!!
ご朱印を書いてくださった方が,場所を丁寧に教えてくださり,書いている間にいってらっしゃい,ということで行くことができたのでした。 

まあ,お墓のことは別項目で触れるとして,ここでは東光寺のお話を。
立派な朱塗りの門をくぐっていくと――

三門がございます。

藩主毛利斉熙が寄進。1812年に竣工したもの。
重要文化財です。

そしてこちらは鐘楼。

毛利氏が名工に命じて作らせた鐘がおさめられています。
そんな由来があるので,第二次世界大戦のときも,供出を免れたのだとか。 

本堂「大雄宝殿」。本堂のことを「大雄宝殿」というそうです。
このお寺の宗派では。
ちなみに東光寺は黄檗宗。――そうか,黄檗宗か…。
傍らには,きれいに色づいたもみじがありました。

境内にある毛利一族の墓所。この奥に――

こちらが墓所。

墓所にいた亀さん――の後ろ姿(笑)
思わず後ろから撮ってしまいました。
だってあまりにもキュートだったんだもの。
そして当然のことながら,頭の中は遙かモードになっているので「玄武だ!玄武だ!」と友人と笑っていたのでありました(笑)

作品とのかかわり

作品には出てきません。

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