宮島,といえば厳島神社!厳島神社といえば,赤鳥居!
「遥か3」でも舞台になったあの場所でざいます!
厳島神社は,実は推古天皇即位の年に作られたそうです。でも,今のような姿になったのは清盛が造営してからだとか。
そもそも,満潮時には鳥居も社殿も海の中。いや,海の上,か。
こんなこと考えた清盛ってある意味すごいよな,と本気で思うわけでございます。
さて,宮島に到着した日は,すでに夕暮れだったので,社殿には入れませんでしたが,鳥居を眺めにだけ行きました。
はー…(絶句)。
「神が宿る島」と宮島は言われていますが,波音の中,ぼーと鳥居を見ていると,なるほどなあ,と思ってしまうわけでございます。
夜になると,鳥居はライトアップされると知った私は,一度宿に帰って一段落した後,再び鳥居へ。
夕暮れ時とはまた違った姿を見せてくれました。
そして翌朝。
弥山に登った後,厳島神社へと行って見ました。
入り口で参拝料を支払って,いざ中へ。長い廊下はとても風情があり,京都や奈良とはまた違った趣で。
そういえば,ここも世界文化遺産だったよなあ,としみじみ思ったわけでございます。
ゲームでも出てきた舞台を見て,鳥居も間近で見て。
潮が引いているときは,鳥居の近くまで行くことができます。
私が行ったときは,そうは行っても鳥居のあたりはまだ海の中だったので,鳥居に触れることはできませんでした。
でも,引いているときは鳥居に触れることもできますよ♪
さて,中に入ると通る回廊。
見た景色ですねえ…遙か3のゲーム中で(笑)
このとき,社殿のあたりは潮が引いていました。
すごいときは,ぎりぎりまで潮が満ちていますし,台風とか来ると社殿そのものが水浸しになってしまいます。
あ,ここが厳島神社にある舞台!!
ここであーんなことや,こーんなことが起こったわけです(笑)
この舞台では,秋と春に実際に舞楽が演じられるそうです。
干潮時になると,姿を現します。
全部で3箇所あるみたいですね。これってやっぱりわざわざこの形に…しているんだよね?
神社の本殿のほうを振り返るとこんな感じ。潮が引いていることがわかります。
ちなみに厳島神社の鳥居,実は地面(というか砂だけど)の上に乗っているだけなんだそう。
つまり,鳥居の重さだけで立っているわけ。
なのに,一度も倒れたことがないというのだから,たいしたものだなあ,と。
綿密な計算のもと,作られたんだろうけれど,昔の人の知恵ってすごいなあ,と本当に尊敬してしまいます。
そういえば,もちろん厳島神社でもご朱印をいただいたんですが,ここのご朱印のお値段は決まっていません。
「お志で」
とのこと。
はー,久しぶりだわ,こういったところは。
一瞬,迷いましたが,京都や奈良などの一般的なお寺で納めさせていただいている値段を同じにさせていただきました。
これは卒塔婆石。
なんでも鬼界島(硫黄島)に流された平康頼が,母恋しさに千本もの卒塔婆に二首の和歌を書いて海に流したそうなんですが,そのうちの一本が池の石に流れ着き,それを見た清盛が感動して赦免したという言い伝えがあるそうです。
なお,康頼さんってのは,清盛の甥保盛の家人だそうです。
さて,最後に。
これが厳島神社で撮った写真の中で一番のお気に入りです♪