遙か縁の土地めぐり



岡益の石堂

ネットで調べていたらたまたま出てきたので,では行ってみよう!となった場所。
安徳天皇の陵墓と言い伝えがある石堂があります。
いやはや…場所がわかりづらくて大変だった!(笑)
いや,毎回,そんな感じですけれど。
長通寺というお寺の近くにある小高い場所にありました。
ちなみに長通寺はこんなお寺。いつものことですが,我々が訪れるところには一般の観光客はまずいない…(笑)

案内版もきちんとあります。

岡益の石堂(安徳天皇御陵参考地)
6m四方の基壇の上に厚さ40cm前後の壁石でかこった石堂が造られ,石堂の中央に柱礎があり,その上にエンタシス(胴張り)のある円柱が建っている。この上にマス形をした中台が2個のっている。
中台の下のほうには忍冬唐草文が浮彫されている。この文様は中国の雲崗石窟寺院などのものによく似ており,このことが大陸的色彩が強いとされるゆえんである。
一般に7世紀ごろと考えられている。明治29年に安徳天皇御陵参考地に指定され,現在は宮内庁で管理されている。

思いのほかガチな場所だった\(^o^)/

宮内庁が管理しているからなのかわかりませんが,なんだかとても整備されたところでした。
でも整備されたのは最近なのかしら…なんだか植えられた木々もそんな雰囲気が…。
石堂には屋根まで付いちゃっています。

そして,こんな案内板もありました。

この石堂は,安徳天皇の御陵参考地として宮内庁の管理となっている。
石柱はエンタシス式であり,その上の大斗には渦巻きをいれた蓮弁と忍冬模様が刻まれており,中国の六朝時代の要素を含んでいて,わが国では全く珍しいものである。

五輪の塔もありました。
どうやらもともとはお寺がこの付近にあったようで,昔は瓦などが散乱していたとのこと。
結局は誰を祀るために作られたものなのかは不明なようです。

作品とのかかわり

作品中には出てきません

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