鳥取県には，平家の落人伝説が残る場所が，調べてみるとそこそこ出てくるんですよね。
この場所も調べている中で偶然見つけたところでした。
周囲は山，山，山。
そんな中にあった小さな集落です。

壇の浦の戦いで敗れた平経盛とその配下の方たちが，中国山地を越えてここにたどり着き，隠れ住んだという伝承が残っているそうな。
しかもですよ！この集落の方たちは「平家」さんです。それこそ全戸。
さすがにここには掲載しませんけれど，おうちの表札は確かにあっちも「平家」さん，こっちも「平家」さん。うわーお！
小さな集落にあった喫茶店，これも「平家」さん。

「平」ではなく，「平家」なんですね。
小さな集落ではありますが，それなりに訪れる人がいるのでしょうか？
集落の入り口にはこの通り大きな看板！

集落の中には，経盛のものと言われるお墓もあります。
ちねみに経盛は平清盛の弟です。

そして，お墓のそばには七色に変化するといわれるモミジがあるそうで…。
たぶん，お墓のすぐ横にある枯れて折れてしまっていた木がそうなのかな…。

さて，この落折集落から，少し山に入った場所に経盛隠棲の洞窟，と言われる場所があるのですが，その場所がイマイチわからなかったのと，たぶんケモノ除けと思われる柵があったので，通っていいかもわからず…。
たまたま集落の方と出会ったので，その方にお聞きしたら，
「開けて入っていって大丈夫。でも，動物が入ってくるからまた閉めて」
と教えていただき，洞窟へと向かったのでございます！というわけで，洞窟については，別ページにＧＯ！(笑)