遙か縁の土地めぐり



那智大社

那智大社までは階段を…上っていかねばなりませぬ~(笑)
ひーふーいいながら…ああ,ようやく見えた鳥居!

那智大社は,本宮大社,速玉大社とともに熊野三社です。
那智の滝は,この那智大社の別宮です。

境内にいる八咫烏。
神日本磐余彦命の一行が,天照大神使わされた八咫烏の先導により橿原の地に入ることができ,役目を終えた八咫烏は熊野の地に戻ったと言われています。
だからか,那智大社もそうですけれど,本宮大社などでも,お守りに八咫烏の姿をみつけることができます。

那智大社には,八咫烏のおみくじたちが。

境内には大きな樟があります。
天然記念物なんですね。和歌山県指定文化財にもなっています。
天然記念物 那智の樟
この樟は樹齢約800年と推定され,樹高は27メートル,幹回り約8.5メートル,枝張るは南北25メートルもあります。
県下でも珍しい樟の大樹で,根幹部は空洞化しています。
熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植えの樟と伝えています。
熊野那智大社
出た(笑)
あちこちに植えているなあ…重盛……。

説明書きにもあるように,こちらの樟は根本の部分が空洞化してしまっているのですけれど,入ることができるんですよね。
100円だったかな?
木の中に入るという貴重な体験ができます(笑)

那智山に行くと,那智大社,青岸渡寺,那智の滝とあるのですけれど,那智大社が標高的に一番高い位置にあると思われます。(青岸渡寺は隣だから同じだと思いますが)
だから,はじめに行くなら那智大社がオススメ。
それなりに歩くので,最初に一番上までのぼってしまい,そこから降りてくるほうがラクだと思いますし,何より,バスで行った場合,那智の滝のすぐ近くにバス停がありますから。


作品とのかかわり

弁慶と湛快の話を聞いて縁談話と勘違いする

日が暮れてから敦盛と一緒に訪れる

熊野詣をした後白河上皇が滞在した

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