勝浦から那智大社に向かう途中にある大門坂。
熊野古道の面影が強く残っている趣きのある道です。

昔は，到着地点に大きな門があったことからこの名がついているのだとか。
こちらの大門坂，普通に車やバスでいくと見落とします。
なぜなら歩行者用の道だから(笑)
確か近くに駐車場があった記憶があるので，そこで止めて上まで登る…という手もありますが，結構距離がありまーす(笑)
あと，帰りはどうするかを考えないといけない…。
私が行った時は，1度は上まで登ったんですけれど（バスだったから），１度は車を止めて少しだけ道を味わって，そのまま車で那智大社に向かった記憶があります。

ここのオススメは，大門坂の入り口にある大門坂茶屋さん。
古の熊野詣での雰囲気を味わうことができます。衣装で(笑)
その場で簡単に着られる着物をレンタルしてくださっているのです。
確か，着たまま上まで行けるコースと，周辺をうろつくだけのコースがあった記憶が。
私が体験したののは後者。いや，だって無理でしょ。草履で上まで行くのって…！！

お店では，いくつもある衣装から，自分好みのものを選ぶことができます。
別に男性用の狩衣でもいいんですよ？(笑)

着物を着た後はお店の外に出て，橋や夫婦杉の前，それから道を歩いている感じでお店の方が写真を撮ってくださいます。
観光客が多かったりすると，見世物になるので覚悟が必要ですけれど，せっかくだから一度は体験するといいかもしれません。