遙か縁の土地めぐり



住吉大社

昔,住んでいた場所がここの近くでした。
近すぎるといかないんですよね(笑)
まともに行ったことは数回しかなかったかな,と。でも,ここから離れた後,実は数回訪れていたりするのです。
そして行ってみて初めて知る事実が結構あったり。

こちらは有名な反橋。結構急だったりします。

手水舎にはうさぎさんがいます。
住吉大社の創建が神功皇后摂政11年辛卯(211)年卯月卯日であったこから奉納されたのだそうです。

境内には「五大力」なる小石があります。
たくさんの小石の中から,文字が書かれたものを探し出して専用のお守り袋に入れておくと心願成就するとか。
――こんなのがあったなんて知らなかった…。なんだかパワースポットになっていました(笑)

さらに境内を歩いていると,なんだか見覚えのある家紋…。
近くにあった説明板を見ると…

誕生石

丹後局は源頼朝の寵愛を受けて懐妊したが,北条政子によりとらえられ殺害されるところを家臣の本田次郎親経によって難を逃れ,摂津住吉に至った。 このあたりで日が暮れ,雷雨に遭い前後不覚となったが,不思議なことに数多の狐火が灯り,局らを住吉の松原に導いてゆき,社頭に至った時には局が産気づいた。 本田次郎が住吉明神に祈るなか局は傍の大石を抱いて男児を出産した。 これを知った住吉の神人田中光宗は産湯を出して湯薬をすすめて介抱し保護したという。 是を知った源頼朝は本田次郎を賞し,若君に成長した男児はのちに薩摩・大隅二か国をあてられた。 これが島津氏の初代・島津三郎忠久公である。 この故事により,住吉社頭の力石は島津氏発祥の地とされ,「誕生石」の聖地に垣をめぐらせ,此の小石を安産の御守とする信仰が続いている。
薩摩藩の話かと思ったら,意表をついて頼朝さまと政子さまのお話だった\(^o^)/

誕生石はこんな感じ。
それにしてもまさか,こんなところでこんなものに出逢うとは。

狛ちゃんは凛々しかった…!

なお,私が住吉大社を訪れたのは,近くにある粉浜商店街の中にある「荒井はきもの店」に行くためでした。
以前,京都の東寺で行われていた弘法市に出店されていた際,下駄を買ったのです。その下駄が,これまでの下駄の概念を覆すほど履きやすくて。
なので,買いに行ったのでした。

台と鼻緒を選んで,その場で自分の足に合わせてくれます。まさに職人技!
これができる職人さんは,今では数少ないそうです。
百貨店からも誘われるそうですが,百貨店だととても高くなってしまうから,どちらかというと弘法市のようなところで出店されているようです♪


作品とのかかわり

作品中には出てきません

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