遙か縁の土地めぐり



実盛塚

倶利伽羅峠の戦いで,源氏軍はさらに平家軍を追撃します。
この地でも軍があり,ここで敗れた平家軍(つまり維盛ね…)は京都に戻ったそうです。

その際の戦でこの地で亡くなった斎藤実盛の亡骸を葬ったと言われる場所に,彼を供養するために塚が建てられています。
斎藤実盛とは,もともとは源氏の武将で,義仲の命を救ったこともあるような人でしたが,このときは平家軍にいたようです。
すでに73歳だったということですから,当時としては結構長生きをされていた方です。
名乗りをしなかったようで,首実検で初めて実盛だとわかったようで,義仲も涙したという言い伝えがあります。

場所が通りから入ったところでしたので若干わかりづらいですが,案内が立ってはいましたので,見落とさなければ大丈夫かと。

脇道を入っていくと,広い場所に出ました。
そこにあったのが大きな木。
それが塚になります。

松の木の根本に,小さな石碑が立っていました。
芝も松も結構きちんと整備されていました。

作品とのかかわり

作品には出てきません

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