遙か縁の土地めぐり



青の洞窟

能登半島のそれこそ最北端に近いところにある「聖域の岬」という場所があります。
名前からしてすごいんですけれど,その名の通り聖域というか,要するにパワースポットと言われている場所。
ここにも義経の伝説があるというので訪れてみました。

義経の伝説というより,平家側の伝説がまず1つ。
それがこの建物でございます。
「ランプの宿」という旅館なんでございますが,こちらのお宿は刀禰家が経営しており,この刀禰家は平家の平時忠と共に能登の地にやってきたというのです。
いやはや,いろんなところで出会いますな,源平の言い伝えは。

ランプの宿はなかなか宿泊できるようなところではございませんので(高いし予約でいっぱいだし),こうして上から見下ろすだけでございます(笑)
こういったお宿に,死ぬまでに1回くらいは泊まりたいものです。

ちなみにランプのお宿がきれいに撮れるのは有料領域だけらしいです(笑)
この写真も当然のことながら有料領域で撮りました。 

さて,有料領域をぶらついて,目的の青の洞窟へ。
行こうとしたら,この道――。

「ねえ…いかないとだめ?」
帰りのことを考えて,友人が泣き言(笑)
だよねえ…これ,下っていくってことは,帰りは上ってこないといけないわけですものねえ…。
まあ,でもここまできたら覚悟を決めていただかないと!
というわけで,坂を下っていきました。

坂の下にはこのような場所が。
何のための場所なのかは不明。
船でも泊めるんでしょうかね。

そしてその先にあるのがこの空間。
――なんか,想像していたのと違う(笑)
人工物ばりばりのトンネル(笑)
ええええーっ!?となりつつ,中へ。

中に入っていくと,途中でオシャレな椅子とテーブルが。
ここでゆっくりと休憩を――とる人はいるんだろうか(^^;
やがて洞窟の中へと到着しました。

ふああああああ(笑)

想像していたのと違う(大笑)
めっちゃライトで青というか紫にライトアップされた空間でしたー!

そして鎮座されている方々。 

中には白い石が敷き詰められている場所があり,パワーストーンってことでお持ち帰りください,的な感じになっていました。
わざわざここまで運んでまいているんだろうなあ…。
本来あるべき石の色をしていないから。

外に通じている場所はこんな感じ。
訪れた時間帯も関係するんだろうけれど,名前の通り「青く」見えることはあるんだろうか…。
そのへんはちょっぴり謎でございます。

まあ,言えることは1つ。
きっと思っているような場所とはちょっと違う場所です(笑)

ああ,そうそう。肝心なことを忘れるところでした。
この場所が義経に関係する場所です。「義経の舟隠し」とも言われているらしいですよ?
ちなみに能登半島だけでもいくつか「舟隠し」が存在します。
奥州に逃亡するときにあっちこっちに隠れたのですかねえ…。

作品とのかかわり

作品中には出てきません。

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