遙か縁の土地めぐり



佐助稲荷神社

「遙か3」では,弁慶さんと遭遇した場所。
ここまで訪れる人はほとんどいないようで,ひっそりと静まり返っていました。

ずっと続く赤い鳥居。
まるで京都の伏見稲荷のようでした。
伏見稲荷よりは小さいのですけれど。
そして…ここの鳥居,ずいぶん老朽化が進んでしまっておりました。

そうそう,肝心の佐助稲荷の由来でございます。

相州鎌倉隠里 佐助稲荷神社由緒

当社は源頼朝公の再建せし古社にして御祭神は宇加御魂命・大己貴命・佐田彦命・大宮女命・事代主命。 往古頼朝公伊豆蛭ヶ小島の配所にて,平家討伐を日夜念じをりし折,稲荷の大神気高き老弱の姿にて夢に現れ給い,挙兵をうながし,その時期を啓じし給えり。
頼朝公天下一統の礎を固めし後,稲荷神霊の加護に感謝し畠山重忠に命じ,佐介山隠れ里の霊地を選び,社殿を造建せしむ。
人々の信仰きわめてあつく,出世稲荷としてその御神徳は広く関東一円に拡がりたり。
さらに寛元の頃(13世紀中)鎌倉に疫病流行せし時,佐介稲荷の大神再び奇瑞を現し給い,霊種をして薬草を生ぜしめ病苦の者,ことごとく癒し給いぬ。
以来,神威更にかがやき,商売繁盛,病気平癒,大漁満船,学業成就の霊験顕然たり。

説明書きを読んだ後は,階段を上っていきます。
ところどころに,お稲荷さんがこうしていらっしゃいます。
境内にはそれこそたくさんのお稲荷さんがいましたけれど…。
赤い鳥居を潜り抜けると,長い階段が。 がんばってのぼりましょう。
ここが終着点。 一番奥となります。
ちなみにここの佐助稲荷は,頼朝に挙兵を進めたお稲荷さんを祀っているところだったりします。
作品とのかかわり

調査をしている弁慶と遭遇
隠れ稲荷として登場。怪異があった

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