遙か縁の土地めぐり



朝夷奈

さあ,いざ行かん!
でも,ふつーの運動靴で大丈夫かしらん~と思いながら訪れた朝夷奈切通し(「朝比奈」のほうが知られていますね)。
ふつーの住宅地の中を歩いていくと,徐々に道が砂利道になります。
住宅地を抜けてから5分もしなかったかと思われます。
あっという間についた…朝夷奈切通し(笑)。

鎌倉といえば,自然の要塞。三方を山に囲まれ,正面は海。攻められにくい場所だった,というのは歴史の授業でも学んだことでしょう。
で,朝夷奈などの切通しは陸側の通路。切通しを通らないと,鎌倉には入れないというわけです(実際はどうだったんでしょうねー)。
念のため申し上げますと,切通しはここだけではございません。

うっそうと茂る緑。
昔はここを抜けるのも困難だったんでしょうね。
ここまでなら,ふつーの格好でも十分にいけます。――というか,私はいわゆる切通しの入り口にしか行っていないため,こんなことがいえるわけですがー…。
まじめに切通しを抜けて反対側に行きたい方は,しっかりした装備(運動靴&リュックなど)で行かれることをオススメします…。
大変らしいですよ,歩くとなると。

でもすごいよなー…。
これを鎌倉時代に…削ったわけでしょ? 
山をね。 たいへんだったろうなあー…(しみじみ)。
――最後にひとつ突っ込んでいいですか?
この朝夷奈切通し,実際,何年に開通したものですかね? いろいろ資料を見ていると,どう考えても…鎌倉時代は鎌倉時代でも…頼朝のときなのかどうか…(笑)。
1200年代半ばっぽいんですがー…。
つまーり,ゲーム「遥か3」のときに朝夷奈切通しは存在しないか…も?
そうそう,朝夷奈切通しに行く途中に,「梶原太刀洗水」というものがあります。

景時が血のついた刀を洗った,といわれる場所なのですが…これがまたわかりにくいようで。――見逃しました…探したのにー。

作品とのかかわり

景時が大倉御所ではったりをかましている頃,茶吉尼天と対峙
怪異があった場所
ヒノエと訪れる

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