遙か縁の土地めぐり



顔振峠

友人と草津温泉に出かけたときのこと。
義経の伝説が残っている顔振峠なるものがあるので,そこへ寄ろうよ,となりまして,帰り道に確か寄りました。
峠なので,山です(笑) すれ違う車もほとんどなく。そうしてたどり着いた峠。

この顔振峠,義経が奥州へ逃亡しているときのこと。あまりにも美しい景色に何度も振り返ったことからこの名がついたという言い伝えがあります。
ええ,その言い伝えにつられてきたのでございます(笑)
せっかく来たのだから,美しい夕焼けをみよう,と車を止めてうろついていたら,
「こっちに来て夕焼けみたら?」
と声をかけてくれるおじさんが。
それがこちらの顔振茶屋。

お客さんは誰もいなかったのですが…ってもう閉店の時間がだったから(笑)
おじさんの言葉に甘えてお店に入りました。
「そこにコーヒーとかあるから飲んでいいよ」
とまでおっしゃってくださいまして(笑)

さらにですね
「あけびもらったから食べなよ」
と出してくれました\(^o^)/
皮は料理に使うから残してね,って言われて(笑)
注文はしなくていいから,と。なんだか至れり尽くせり…。

そうこうするうちにこの美しし景色とごたいめーん\(^o^)/
遠くの山,近くの山の色合いが違っていて,さらにその向こうに黄金に輝く雲。
「なんだかあの雲,龍神みたいだね~」
そんなことを言いながら夕暮れを見させていただきました。

おじさんのお話もいろいろ聞かせてもらって,ああ,こういった峠に住むのも大変なんだなーと思ったり。

そうそう。注文はしなかったのですけれど,そのかわりネットでたくさん宣伝してね!と言われたので(笑),帰ったらツイッターでつぶやきました♪
本当に素敵なひと時,ありがとうございまーす\(^o^)/

作品とのかかわり

作品中には出てきません

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