遙か縁の土地めぐり



滝の宮

追分明神から南下して義経の道をたどる私たち。
続いて向かったのは滝の宮。
これがまたわかりづらい!
どこー!となっていたら,道路から少し入ったところにありました。
かろうじて道路からはわかりますけれど,これは…見逃すわな…。
案内板もありましたので,ここで間違いない!
滝の宮
大畑を過ぎると山あいは広く広くなり,道の下の流れも三蔵と呼ばれる水かさの増した川になります。簑沢を過ぎた崖のところに小さな祠がありました。
義経一行は,残暑の強い秋の陽を避けてここに一休みします。祠のすぐ裏に細い滝がかかり,ちょうど鈴でも鳴らしたようなすがすがしい音を立てて,三蔵の流れへ落ちていきます。
里人はこの滝を「鈴なりの滝」と呼んでいました。祠をめぐる木立から崖へかけて「くず」が,葡萄色の鼻をいっぱいに咲かせてるその葉は珍しく四つ葉でした。
「滝の宮の四つ葉のくず」として言い伝えられていましたが,いまではその「くず」はなく,ただ伝説として残っているだけです。
一休みした義経一行は,滝の宮に武運を祈って,ここを発ちました。

鳥居が目印ですので,注意して左側を見ていましょう(笑)

作品とのかかわり

作品中には出てきません

TOPへ