遙か縁の土地めぐり



柳御所跡

伽羅御所を目指していたはずが,よくわからん工事現場に出,そのままチャリンコを飛ばしていたら,たどり着いたのが柳御所跡(笑)。
伽羅御所の近くにあるのが,柳御所でございます。
清衡が平泉に進出してきて,館を構えたところです。
名称自体は,どうやら後世になってから,秀衡の館「伽羅御所」との対比でつけられたものだろう,との説が。

三代目秀衡のときになると,秀衡が鎮守府将軍,そして陸奥守に任じられたこともあり,それまでは館として使われていた柳御所が,政庁として使われるようになったんだとか。なので,秀衡は自分の住居として伽羅御所を建てたんだそうです。

柳御所の近くには資料館があります。
資料館には,柳御所跡から出土されたものが展示されていますよー。
中には,実際に手に触れることができるものも。お皿とかだった気が。

それから,今後平泉がどこへ向かっていくつもりなのかも,最後のほうに説明されていました。
大きな道路がね…北上川沿いに作られているのですよ。
どうりで工事中なところが多かったわけだ…。
近づかなければわからないけれど,高館とかから見るとね…そういえば昔みた景色より茶色になっていたなあと思ったのはそういうわけか…。
歴史的&自然的景観を守っていくことと,地元の利権とどちらを優先するかは,どこにいっても難しい問題なんですねー…。
すこししんみり。

作品とのかかわり

秀衡が政を行った場所

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