毛越寺のすぐ隣には,観自在王院跡が存在します。
庭が……あります……。
出入り自由……。
庭……何もないけど!(笑)<
観自在王院跡
中には池(舞鶴が池)が復元されていました。ここも毛越寺の庭のように,曲線がとてもきれいでした。桜もこの通り咲いていて,風流なお庭でしたよー。
入り口にあった看板によりますと,『吾妻鏡』に次のような記載があるそうな。
説明書きにはこうあります。
観自在王院
観自在王院は阿弥陀堂とも号するなり。
基衡の妻の建立なり。
四壁に洛陽の霊地名所を図絵す。
仏壇は銀なり。高欄は磨金なり。
つぎに小阿弥陀堂も同人の建立なり。
の片隅に基衡の妻の墓がひっそりとありました。このそばにはお堂も立っています。
訪れたときは,春の藤原祭りの時期だったんですけれど,藤原祭りの間に,ここで「哭き祭」が行われるそうです。
なんでも,お坊さんたちが,泣くような読経をしてお堂の周りを回るのだとか。ちょっと珍しいお祭りですよね。
作品とは関係ありません。