遙か縁の土地めぐり



武蔵坊弁慶の墓

駅方面から中尊寺に向かっていくと,中尊寺へと続く坂のすぐ手前に弁慶の墓があります。
歩道橋のすぐそば。ひっそりと。ひっそり…ひっそりか…。いや,結構目立つ位置にあるか(笑)。
中尊寺に徒歩で向かえば,必ず通ります。
車で行かれる方は要注意。
中尊寺の駐車場に入れると,そのまま見るのを忘れてしまいそうな位置にございます。若干,駅側に戻ることになるので。

近くに,えらく達筆な看板があり,こんなことが書かれていました。

武蔵坊弁慶大墓碑建立由来
文治5年(1189)義経の居城高館焼打されるや,弁慶は最後まで主君を守り,遂に衣川にて立往生す。
遺骸をこの地に葬り五輪塔をたて,後世中尊寺の僧素鳥の詠んだ石碑が建てられた。
色かえぬ 松のあるじや 武蔵坊

そういえば,弁慶の最期の地っていかなかったなあ,といまさらながら気づいたのでありました。
高館ではないですからね。上の看板の言葉にもあるように,衣川でございますよね…。
たしかどっかの資料に「弁慶立往生の地」というのは書いてあった気がするんですが。
はて,どの資料だったかな…。
ちなみに,中尊寺まで自転車で来た方は,この弁さまのお墓の近くにある歩道橋の下に自転車を止めて,中尊寺に向かうことになりまする。2014年時点では(笑)

作品とのかかわり

作品には出てきません。

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