遙か縁の土地めぐり



碧血碑

何やら箱館戦争の石碑があるということで行ってみることに。
草むらをかき分け,かき分け…(笑)
かろうじて案内板があったので,それを頼りに歩いていきます。

何やら続く階段…。
がんばってのぼっていきます。

たどり着いた石碑がこちら。
地元のおじちゃんが石碑のそばにいて,話しかけられました。
もう何年も前のことなんで,何を話したのか,すっかり記憶を失っているんですけれど,とにかく蚊がすごくってたくさんかまれたことだけは覚えているという(笑)
ここに行くときは,みなさん,虫よけスプレーをばお持ちください(^^;

碧血碑
箱館戦争で戦死した土方歳三や中島三郎父子をはじめ,北関東から東北各地での旧幕府脱走軍戦死者の霊を弔っているのが,この碧血碑である。
碑石は,7回忌にあたる明治8(1875)年,大鳥圭介や榎本武揚らの協賛を得て,東京から船で運ばれたもので,碑の題字は,戦争当時陸軍奉行であった大鳥圭介の書といわれている。

碑の台座裏に碑建立の由来を示す16文字の感じが刻まれているが,その表現からは,旧幕府軍脱走軍の霊を公然と弔うには支障があったと推測される。 なお,碧血とは「義に殉じて流した武人の血は3年たつと碧色になる」という,中国の故事によるものである。

函館市

説明板にある裏の16文字はこれ。

「明治辰巳実有此事 立石山上叺表歔志」と書かれています。
「明治2年に実際にこれはあったことである。山の上に石碑を立てて悲しみを示す」といった意味でしょうか。
このような場所に立てたのは,案内板にあるように公然と弔うことには支障があったからなのかしら…。
結構中心部からは離れていたんですよね…。

作品とのかかわり

作品には出てきません

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